ヒトの興奮や覚醒・快感に関わっている「ドパミン神経系」が脳にはあります。
普段はアデノシンがこの「ドパミン神経系」の働きを抑制しています。
カフェインを摂取すると「ドパミン神経系」を抑制しているアデノシンをさらに抑制するので、コーヒーを飲むと興奮状態になります。
この「ドパミン」は一般的に「脳内麻薬」と言って覚せい剤などは「ドパミン神経系」を刺激することで作用します。
間違えてはいけませんが、こういったドラックはドパミンの放出自体を増やすモノです。
カフェインは間接的に作用を「調節」するにすぎません。
カフェインに違法性が無いのはこのためです。