「〜だに」「ずく」「こてさんね」って何?
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「〜だに」「ずく」「こてさんね」って何?長野県の方言をカフェ店主がやさしく解説します【信州ことば入門】

カフェをやっていると、
県外から来てくださるお客様と話す機会がとても多くなります。

その中で、よく言われるのが、
「長野の人って、言葉がやさしいですね」
「今の言い方、方言ですか?」

普段は意識しませんが、
実は僕たち信州の人間は、
かなり自然に方言を使っています。

今日は、
Beans Base店主・赤沢として、
長野県の方言(信州ことば)について、
日常の実例とともに、やさしく紹介してみたいと思います。

green rice seedling in a waterlogged field
Photo by Will Chen on Pexels.com

そもそも、長野県の方言はどんな特徴があるのか?

長野県は、
日本の中でも特に方言のバリエーションが多い県です。

理由は、とても単純で、

  • 山に囲まれている
  • 地域ごとに交流が少なかった
  • 盆地・谷ごとに文化が分かれていた

そのため、

  • 北信
  • 東信
  • 中信
  • 南信

で、
言葉もイントネーションも、
微妙に違います。

安曇野を含む中信地方の方言は、
比較的やわらかく、
語尾が特徴的なのが特徴です。

よく使われる信州方言①「ずく」

長野県の方言で、
もっとも有名なのが、
「ずく」という言葉です。

意味は、

  • 根気
  • やる気
  • 手間を惜しまない心

たとえば、

  • 「ずく出してやる」
  • 「ずくなしだね」

という使い方をします。

標準語に訳すのが、
とても難しい言葉で、
信州の県民性をよく表している言葉だと思います。

よく使われる信州方言②「〜だに」

「〜だに」は、
中信・南信でよく使われる語尾です。

意味は、

  • 〜だよ
  • 〜なんだよ

たとえば、

  • 「今日は寒いだに」
  • 「それでいいだに」

やわらかく、
相手を責めない言い方になるのが特徴です。

よく使われる信州方言③「こてさんね」

安曇野あたりで、
年配の方がよく使うのが、
「こてさんね」という言葉。

意味は、

  • 大変ですね
  • お疲れさまですね

畑仕事をしている人に、
「こてさんね」と声をかけると、
自然に会話が始まります。

とても、
信州らしい、やさしい言葉です。

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Photo by Philippe Donn on Pexels.com

カフェでよく聞く、信州方言の実例

Beans Baseでも、
自然に方言が飛び交っています。

たとえば、

  • 「今日は、えらい寒いね」
    (=とても寒い)
  • 「その椅子、なおしとくよ」
    (=片付けておくよ)
  • 「それ、投げといて」
    (=捨てておいて)

県外の方が聞くと、
一瞬戸惑う言葉も、
僕たちには、まったく普通の会話です。

方言は「残したい文化」だと思っています

最近は、
テレビやネットの影響で、
方言を使わない若い人も増えてきました。

でも、
方言には、

  • その土地の歴史
  • 生活のリズム
  • 人の距離感

が、そのまま残っています。

Beans Baseでも、
無理に標準語に直さず、
自然に出てくる言葉を、
大切にしたいと思っています。

【参照リンク①】

長野県公式観光サイト
「信州方言の基礎知識」
https://www.go-nagano.net/

【参照リンク②】

NHK長野放送局
「信州ことばの世界」
https://www.nhk.or.jp/nagano/

方言を知ると、旅もコーヒーも楽しくなる

方言を知ると、
その土地での会話が、
少しだけ、深くなります。

「ずく出して来ました」
「こてさんね」

そんな一言が、
旅の思い出に残ることも、
よくあります。

コーヒーと同じで、
言葉にも、
土地の味があるのだと思います。

自宅で信州を楽しむ

長野に来られない方には、
自宅で信州を楽しめるアイテムもおすすめです。

信州のお土産本

方言は、
本で読むと、
また違った面白さがあります。
信州に興味を持った方には、
入門書としておすすめです。

信州産コーヒー豆

まとめ

最後に、
今日の話をまとめます。

  • 長野県の方言は地域差が大きい
  • 「ずく」「〜だに」「こてさんね」は代表的
  • 方言は、その土地の文化そのもの

もし、
安曇野に来る機会があれば、
ぜひ、耳を澄ませてみてください。

コーヒーと一緒に、
信州の言葉も、
少し味わってもらえたら嬉しいです。

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