最近、自分よりも若い世代とトークすることが多くなってきた

自分を評価できる若人と自分を評価しきれない店主

最近、カフェに自分よりも若いお客様がいらっしゃってくれることが多くなりました。ほぼ奥様で占めるBeans Baseとしては新しい風が吹いたかのような刺激を受けます。なぜ安曇野市のそして観光地でもない豊科のカフェへ訪れてくれるのかは聞いてみないとわからない。(それぞれ豊科に目的があって、偶然カフェを見つけてくれたことが多いようだ。)

そんな若い世代とトークを少しだけすることがあります。コーヒーのトークはもちろん、お酒(主にウヰスキーの話)、他のカフェの話、学校の話、など多岐に渡ったトークをします。トーク内容はバラバラだけれど、彼らは『自分』を持っている。

流れのままに身を任せてきた自分とは違って彼らは、流れに逆らうこともないが飲み込まれすぎることもない独立した『自分』を持っていました。自分は何を将来成し遂げたいか、何が嫌で何が好きかで自分を語っている彼らには、うらやましさを感じます。

コーヒーや占い、ラジオ発信に経営、運動に恋愛、すべてに至るまで、流れに身を任せてしまった自分を持ち合わせず、自分を評価できない店主の僕は、彼らの『自分』を客観的に評価(良くも悪くも)できる姿に憧れを抱きます。10歳も歳が違うのに、また10年も人生を生きてきたのに彼らに後れを取っている自分には幻滅した。

しかし、自分に幻滅した事実を持ったからこそ、そこから改善という方向へことを運ぶことが出来るのです。まだまだ30歳。伸びしろがあります。

投稿者 赤沢 征一郎

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